2016年05月31日

原爆ドームと震災遺構

 

オバマさんが来たからではなく、

オーダーが来たので「ドーム」のベタ(密着焼き)を見た。

「ドーム」と言っても東京ドームではなく「原爆ドーム」だ。

(野球に関心が無いのでナイターをやらないラジオが欲しい。)

 

原爆ドームは軍艦島撮影の帰りに寄った。

軍艦島は黄砂の時期で星や雲を活かした長時間露光で

撮れず悔しい思いをした。

(この時しか長期滞在は無理と言われた。)

 

しかし、「ドーム」は二日目の好天は雲を活かして撮れた。

普段は1ヶ月に一度だから奇跡だと思って夢中で撮った。

(撮影中アマチュアの人に話しかけられ一杯奢りますと言われたが、

大の酒好きの私が涙を飲んで断ったぐらいだ。)

 

広島というと原爆のイメージがあり、

あちらこちらに原爆の被害を受けた建造物があるらしい。

しかし、急遽の撮影で下調べもスマホやノーパソも無く、

いきなり撮れるわけではなく「ドーム」しか撮れなかった。

(夜はライトアップで星は活かせなかったしね。)

 

「ドーム」は撮れたが、撮れたのには大きな理由がある。

それは「ドーム」があったからだ。

 

「ドーム」は元々モダンな建物だったが、原爆で瓦礫状態。

解体か保存か、意見は真ッ二つに分かれたそうだ。

当時の市長は解体派だし、保存が決まったのは21年後。

市民が保存運動してくれたので私は撮ることが出来たのだ。

 

今、維持に金が掛かるからドームを解体しろと言ったら、

市民だけでなく世界中が反対するだろう。

いくら資料館が資料を集めても「ドーム」の方が凄いし、

観光経済効果も大きいだろう。

 

3・11の被災各地も震災遺構を保存するか解体するか

賛否両論で困っている。

私は各町でなるべく多く保存した方がよいと思っている。

理由は巨大防潮堤で景観どころか海がみえなくなること。

映像の資料より数倍インパクトがあり観光資源になる。

そして各町に残すことで連係が出来、旅の大きな理由になるし、

長期の滞在が期待出来るからだ。

 

昨日から「ドーム」の写真を活かせないかと

風邪でボーッツとした頭でベタを見ている。

しかし「平和記念公園」や「平和記念式典」の名に違和感がある。

原爆が落とされたから「平和」になったと感じてしまうのだ。

亡くなられた方達やこれからのことを考えると「平和祈念公園」や

「平和祈念式典」の名に変更した方が良いと思うのだが。

 

「ドーム」の写真がいろいろあります。

http://kazama2.sakura.ne.jp/g.html

SAVE2073.JPG

posted by 風間健介 at 13:01| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 写真 アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする